建設現場で土方の仕事をしていますが、植毛して翌日働くことは可能ですか？
建設現場で土方をしている方は、安全のためにヘルメットを着用しなくてはいけません。また長期の休みを取るのも難しく、植毛後すぐに働く必要がある方もいるかもしれないので、事前に植毛のスケジュールを確認しておきたいですね。
｜建設現場で働く方の植毛は可能？
植毛には職業の制限がありませんから、どんな仕事であっても植毛を受けることは可能です。ただし植毛を成功させるには、植毛後に頭皮に負担をかけないようにしなくてはいけません。
極端な例ですがプロレスラーのように頭を打つ可能性があるような職業の方だと、試合期間以外で植毛を受けるのがベストです。
つまり植毛を受ける場合は、スケジュールを自分で調整する必要があるのです。
｜植毛してすぐに働けるのか
植毛は手術を行いますが、大きな外科手術ではありません。手術をしたその日に帰宅できますし、傷跡もかさぶたが出来る程度です。こういった点で言えば、植毛をしても翌日働くことは可能です。
しかし術後は人によってまぶたが腫れたり傷が傷んだりすることがあるため、仕事に支障が出てしまいます。
またほとんどのクリニックで、植毛後1週間はヘルメットの着用を禁止しています。洗髪も術後3日間はシャンプー禁止、普通の洗髪は7日目以降となるので実質的に翌日働くのは難しいかもしれません。
｜無理をすると定着率が下がる
植毛した翌日は、絶対に仕事を休まなくてはいけない、ということはありません。ですが、無理して仕事に出ると定着率が悪くなる可能性があります。ヘルメットを長時間かぶっていると、その重さだけでも頭皮に負担をかけますし、蒸れて頭皮環境が悪化します。
また傷の治りも遅くなりますから、毛包が生着しにくい状態になってしまうのです。もちろんお仕事なので強制はできません。
しかし、定着しなければ植毛の効果が得られないので、施工が終わる時期や長期休暇が取りやすい時期を選んで植毛するのがおすすめです。
建設現場で働く方にとっては、休養が必要な植毛は少しハードルが高いかもしれません。ですが定着してしまえば定期的なメンテナンスなどは必要ないので、思い切って休暇を取って植毛してみるといいでしょう。
