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感嘆符毛と呼ばれる毛になる原因や対策は?

感嘆符毛と聞いても、どんな毛なのかまったく分からないという方も多いのではないでしょうか。

 

感嘆符毛は、円形脱毛症や全頭脱毛症になった人によく見られる毛のタイプの一種です。

 

健康な髪の毛とはまったく違う形状をしている感嘆符毛ですが、その原因や対策を見てみましょう。

 

感嘆符毛の原因

 

感嘆符毛は、名前の通り感嘆符(!)のような形状をしている髪の毛です。

 

健康な髪の毛はマッチ棒のような形状で、毛根部分に行くほど太くなっていき、毛根はふっくらと自然な丸みになっています。

 

しかし感嘆符毛の場合は、毛根部分に行くほど削った鉛筆のように細くなっていて、毛根もほんの少しの丸みしかありません。

 

この形状がちょうど感嘆符のようになっているので、このような名前がついたのですね。

 

感嘆符毛の原因は、自己免疫機能の疾患だと考えられています。

 

本来ならウイルスや細菌などを攻撃して体を守る働きをするリンパ球ですが、何らかの要因で異常が起こると毛包を攻撃することがあります。

 

ダメージを受けた毛包は縮んでしまい、成長期から一気に休止期に入ってしまいます。

 

ヘアサイクルでは、成長期が終わると少しずつ機能が衰え、退行期で髪が抜けて休止期に入ります。

 

この退行期を飛ばして休止期に入るため、髪の根元部分に向けて細くなる感嘆符毛になってしまうのですね。

 

感嘆符毛への対策はどうすれば良い?

 

感嘆符毛はすでに毛包が機能していない状態なので、抜け落ちるのを待つしかありません。

 

ただ、髪を生成する幹細胞は破壊されていませんから、リンパ球の攻撃がなくなればまた生えてくるようになります。

 

ですので対策としては、自己免疫疾患が起こった原因をできるだけ特定して改善するのが一番です。

 

原因を特定するのは難しいですが、自己免疫機能に異常が起こるのはストレスが考えられるので、意識して発散するようにしてください。

 

感嘆符毛は円形脱毛症にならない限り自分で発見するのは難しいため、対処も遅れてしまいます。

 

対処が遅いとその分回復も遅くなりますから、普段からストレスに対する耐性がつけられるように規則正しい生活習慣を心がけましょう。

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